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読解力

2019.05.14更新

学習において最も重要な科目として真っ先に挙げられるものは国語です。

学習能力に伸び悩みのある場合その原因のほとんどは国語にありといっても過言ではありません。

 

なぜ文法を学習するのか、単純に文法問題を解くうえで重要なのは暗記です。

しかし学習する目的をわからないまま文法を学習することは何の意味もありません。

日本語は英語と違い、主語述語の種類が3種類あります。

1.名詞+動詞(何がどうする)

2.名詞+修飾(何がどんなんだ)

3.名詞+名詞(何が何だ)

簡単なくくりではこのようになっています。

主語に就く助詞はおおよそ決まっており「は、が、も、こそ、しか、さえ、だけ」

基本的にこれを覚えていればおおよその見分けはできます。

この主語述語の考えは文章を読むときに意味合いの抽出をするうえで重要なことであり、この読み取りができないことは文章を眺めることとなり、意味合いがつかめないまま結果読解ができないこととなります。

文法学習は読解をするうえでそれを利用できなければ何の意味も持ちません。これは英語も一緒で複雑の文章の読解において(和約など)しっかりと理解をし、利用しなければ間違った文章として理解してしまい、ビジネスなどの文章契約や交渉ごとに齟齬が生じる恐れがあります。

単純な日常会話などには文法通りの表現は必要ありませんし、基礎ルールーはネイティブ言語であれば何も考えなくとも使いこなしていることが通常です。

近年では、この文法力のないもの、つまり読解力のないものが多くなり、SNSの影響も相まってより言語能力の低下が言われています。また、無駄な理系的読み取りにより純粋に文章を素直に受け入れない者も多くなっています。(そもそも理系は文章を読むのが苦手)そのため逆説的な読み取りをし、上げ足取りてきな読解をしてしまいます。

つまり素直さがないのです。どんな論文でも小説でも矛盾点はあり、他の考え方を持ってくると論が破綻することは明白です。論を打ち崩すことは容易なことであり、例外や特例を持ち出せば論として成り立たなくなるのです。いわゆる場外で論を論破しようとする畢竟な手を使えばいいのです。

定められたフィールドの中で論を崩すことに関しては論議として成り立ちますが、場外からの物では論議ではなく口喧嘩あるいは屁理屈の応酬となります。

プロレスと同じように場外乱闘で凶器を使えばまさしく何でもありの様相となり、結果として議論は成り立たなくなり試合も成り立たなくなるのです。ただ、眺めているだけのものにとってはこれほど面白いものはありません。

読解もこれと同じで、場外から何らかの考えを持ち込んでしまうとそのとたん迷いが生じ正統率が下がってしまいます。本文に書いていないことはそこから類推できる範囲でしか解答はなく、たとえ一般的な解答があっても、筆者が一般論をとっていない場合解答となりえないのです。たとえ常識はずれな文章であってもその文意を読み取り、解釈する力を要することが国語力となります。

この文意を読み取る助けとなるのが文法力であり、国語のできない生徒のほとんどは文章の構成が怒鳴っているのかを理解できていません。例えば二重になっている修飾語など何を集亜食しているのか、また、並列の関係なのかというよな構成も読み取れていないのです。

多少できる者でも助詞に対してシビアな感覚を持っておらず、「私が」「私が」と助詞が変わったことによってニュアンスの違いを読み取れていなかったりします。

これらは文意を世も取ろうとする努力と日常の言葉使いで十分改善可能です。しかしそれをやれない生徒も多々います。特に敬語について大学生になっても使えない頭の弱いものも多くいます。彼らの成績を聞いてみるとやはり国語は苦手で苦労していたことが多いのです。

よく本をたくさん読むと成績が上がると思って小さいときに本を買い与えたり図書館に連れて行くということを親は好みます。しかしそれだけでは学習能力は上がりません。

学習には定着までの三段階あり、興味、インプット、アウトプットと言われますが、実際にはもう一段階を積み重ねるとより確実に定着します。それはフィードバックです。フィードバックをするためには巨海にケーションを必要とし相手の意見を聞く必要もあります。これは幼少期には親やごく近い人にしかできないことなのです。この幼少期の積み重ねが非常に重要で最も確実な成績を向上させる方法なのです。

面白いことに反抗期の真っ最中であっても成績は向上します。ただアティチュードが悪くなるので大人としてイラつくのですが仕方がありません。成長の証拠なので喜ぶべきことと割り切るしかありません。

基本的に国語力は他人任せだけではなく家族の結束力も必要なのです。これは習い事をしても同じことで最も信頼のおける親や身近な人からフィードバックをもらうことによって数段階伸びてくるのです。

多くの親は習い事などに関してはフィードバックを子供に与えますが、学校に関しては学校に任せきりではないでしょうか。中学に入るとなかなか親子の時間が取れなくなってきます。フィードバックができなくなってくるのですしかし、親自ら人生のプライオリティーとして子供に何が重要かを指し示す必要があります。大事な時だけ出てくる親ではなくつまらないことにも口出しをする親として煙たがれる存在であっても子供は親の言を俟っていることを忘れないでください。

読解する力は死ぬまで使う力です。

多くの感情にふれ、感動や悲しみ・喜びにふれそれを発信できる能力を世界は求めています

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