ボイストレーナー＆ボイスセラピスト　高橋

【喉を守れ】
若い頃はほとんど喉の事など考えずに、歌いたい時に歌いたいだけ、声量MAXで歌っていました。

また少しくらい枯れても、寝れば治るくらいの気持ちでした。

でも30歳過ぎあたりから治りが段々と遅くなってきました。
それでも、思いっきり歌う事がお客様には伝わると思い、MAXで歌っていました。

40歳を過ぎるとそれが出来なくなってきました。
私はほぼ毎日練習しないとダメな人なので、１年365日の内の300日はガッツリ練習をしたい人なので、普段からMAXで歌うと声がもたなくなってきました。

だからといって声量を落としたらお客様にはいい音楽が伝わらないと思っていたので、数年日々声に対して葛藤していました。

そこで考えたのが声は抑え、心はMAX唱法です。

これがとても難しい。

声を抑えるとどうしても気持ちも抑えてしまうんです。
どちらも抑えて歌っては本番では全く使えないので、苦肉の策といえばその通りです(^_^;)。

この練習を数年かけて習得し、声の調子に合わせてコントロールしています。

これが今の私の喉を守りながら練習できる最善策なんです^_^。

#始天 #shiten